大人の暮らし
2018/10/16 10:10:19
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いいものを 少しだけ
子供が小さなころは、
いろんなことが忙しくて、
大きなテーブルで宿題やったり、
子供の友達が来てみたり
にぎやかだったけど
だんだん大きくなれば
一緒にご飯食べる機会も少なくなって
今度は、家を巣立っていくことに
夫婦二人じゃ大きなテーブルもいらないし
暮らしを二人分にしようか…。
という方。
もう一度ほんとにそれでいいのか考えてみてください。
お子さんが巣立ち、親の責任が一段落、ホッとされたり寂しく感じたり。
大きなテーブルでポツンと二人。
寂しい気持ちになられる方もありますが、
広々食事も、趣味も、新聞だって広々広げて読めちゃう。
大きなテーブルもいいとこあります。
久しぶりに帰った家族が、
テーブルが小さくなっていたら
もう、帰る場所がないんだな…なんて気持ちにもなります。
そのうち、ご結婚されたり、お子さんが生まれたり
また、大人数で囲む日が来たりします。
大人中心の暮らしは
サイズダウンばかり考えず、
これからの人生を共に歩きたい
暮らしの仲間に出逢う作業。
家具の数を減らして、集約する。
居心地の良さを生み出す道具を見極める。
いいのもだけ少しあればいい。
ようやく、子育てにかけてきた費用を
自分たちの暮らしにかけてもいい時期に来た
大事にするところと、本当にもう不要だなというところ
今だけじゃなく今後も見据えて
年を重ねても使える重量か、
筋肉が落ちても骨は当たらないか
折角、暮らしを変えてみようとお考えなら
愉しいことが暮らしの中に生まれるお部屋づくりを。
何もかもをコンパクトにしただけでは
愉しいことは起きません。
人が集える場所があり、寛ぎの空間であること
不要なモノは整理して
ここから、存分に暮らしを愉しもう!
そう思えれば暮らしが劇的に変わります。
みんなで楽しい思い出を刻んだテーブルをまた次の世代が使い継いでくれる。
20年から30年使ったら削り替えして新品にもなります。
永く使い継ぐことができれば、使っていただいてるうちに
次の木が育つことができます。
少なくなってしまった広葉樹を守りながら大切に使う
いいものを、永く、少しだけ。