春の嵐が吹き荒れました
出逢いを大切に…
マルカの家具は、楢やウォールナット、栗やクルミ、栃や栓といった広葉樹で作ります。
どれも枝葉を伸ばし、実をつけます。
極寒の土地で、少しずつ、少しずつ育つのです。
養分は、枝葉や実の成長にに費やされます。
太い幹となるには気の遠くなるほどの時間がかかります。
テーブルになる板は、最低でも樹齢150年~200年。
一枚板でテーブルを作るにはもっと長生きした木を使います。
風雪に耐え、ゆっくりゆっくりと成長し年輪を刻むのです。
杢目は、その木がどうやって生きてきたのかが刻まれた自然の産物。
長い時間をかけて育った命を使わせていただいているのですから、作る側も丁寧に、その木が一番素敵のになるように、使い手が長く可愛がってくださるように…
。願いを込めて、その命に敬意を払い取り組んでいます。
私たちもこの木に出逢えた喜びを感じながら、家具を作ります。
使われる方にも、是非、感じていただきたいのです。
出逢えた喜びを。
家具選びのコツ
家具選びのコツをひとつ。
まず、家具を選ぶのに一番大事な事は、フィーリング。
一緒に暮らすのですから好きかどうかは何より大事な事。
もちろん作りがしっかりしていることは、必須条件です。
その上で、迷ったらそのテーブルと気が合うのか?
感じてください。
誰かと友達になるときに、「この人がもう少しスリムなら友達になるのに…」とか、「ここにほくろがなかったら一緒に暮らすのに…」ってことはないですよね。
自然の樹と暮らすなら、同じような感覚で。
何だか気が合いそうだなっと感じたら、ぜひ触れてみてください。
テーブルなら、椅子に掛けてこの樹と暮らしたらどんなかな?と想像してみてください。
心を空っぽにして樹の声を聴いてみてください。