午後は秋風ぴゅーぴゅー
2012/10/03 23:11:27
シンプルに暮らそう
ふと気がつくと家の中には「本当に必要?」と思うモノがあふれてしまう。
「これがあると便利よね!」とついつい道具を増やしてしまう。
でも、それって本当に必要なのだろうか?
イランで遊牧している人たちの暮らしを見て感じたこと。
それは、「彼らはいたってシンプルに生きている」ということ。
本当に必要なものだけを持ち移動しているのだ。
ギャッベもその一つ。
カシュガイ族の女性は嫁ぐ時、自らが織るギャッベを2・3枚嫁入り道具として持参するのです。
美しい絨毯は、暮らしの必需品。
丈夫で、柔らかく、保温性に優れ何より固い地面から体を守ってくれる床となるのですから。
実用性だけではない、その装飾性は、その心も癒してくれるのです。
家族や家の繁栄、子孫繁栄や長寿、家庭円満などの思いを織り柄に込めて、一つ一つ手仕事で織りあげていきます。
その織り柄は、家族への愛に溢れているのです。
大事な大事な必需品。
では、日本ではギャッベが必要?
近年、どこの家でもフローリングのお部屋が増えていますよね?
畳の間は全くないという家も珍しくなくなってきました。
もちろん砂地ほど固くはありませんが、板の間は固くて冷たいのです。(床暖を導入のご家庭もありますが)
板の間が増えても、やはり日本人は床でゴロゴロしたい!という方が多い。
ソファがあっても、やっぱり床に座っちゃうって方も案外多い。
そうです、日本にも必要なのです!
家族の団欒のためのテーブルとギャッベ。
後は皆さんのそれぞれの必要に応じて…。
愛おしいと思える本当に必要な家具と共に素敵な人生を!と願っております。
土曜日からギャッベのフェアを開催します!
というわけでPRしちゃいました。
イランで出会った素敵なギャッベが入荷しますので是非見に来てください!